四柱推命 3 五行説総論2
五行説の「木・火・土・金・水」の五分野はお互いに影響しあっています。
各個人は生年月日時で木の人・火の人・土の人・金の人・水の人に分類されます。いつも私があの人から攻撃されるのは、こういう関係性だからなのだと分かります。また、噂の芸能人カップルが上手くいくかどうかを調べることも面白いです。

五行説の関係においては5パターン存在します。①本人から見て子(狭義の相生関係)②本人から見て親(広義の相生関係)③本人が攻撃する相手(相克関係)④本人が攻撃される等の相手(相侮関係)⑤本人と同じ分類となる相手(比和関係)。
具体的に言えば、本人が木の人であれば①は火の人・②は水の人・③は土の人・④は金の人・⑤は木の人となります。
1、相生(そうせい)関係
相手を生み出していく等、相手を強くしていく陽の関係です。
木から火が生まれる。火から土が生まれる。土から金が生まれる。金から水が生まれる。水から木が生まれる。
2、相克(そうこく)関係
相手を攻撃し打ち滅ぼしていく・あなどる・バカにする等、相手を弱くする陰の関係です。
木は土を克する。火は金を克する。土は水を克する。金は木を克する。水は火を克する。
3、相侮(そうぶ)関係
相克関係の反対の関係です。相手から攻撃され打ち滅ぼされて行く・あなどられる・バカにされる関係です。
土は木から侮られる。金は火から侮られる。水は土から侮られる。木は金から侮られる。火は水から侮られる。
4、比和(ひわ)関係
同じ分類の関係です。運気が重なると、その運気は盛んになります。その結果が良い場合にはますます良くなります。しかし、悪い場合にはますます悪くなります。
木は木と。火は火と。土は土と。金は金と。水は水と。
以上、四つの関係について、明日以降書いていきます。

