四柱推命 2 五行説総論1
五行説(ごぎょうせつ)は、約三千年前に中国で生まれた哲学的な考え方です。世の天地万物の全ては「木・火・土・金・水」(もく・か・ど・ごん・すい)の五分野に分類できる。そして、それは周期的に巡りて、お互いに影響しあっているというものです。
周期的であるがゆえに、これまでの周期はこうだったから次はこうなるはずと推定できる。それに従えば物事はうまくいくと考えるものです。また、関係性においても過去の法則に従い推定できる。
大きくは国において、いつどこの方面にどお攻めれば勝てるか?行事はいつどこのでのように執り行うのがよいか?など重要事項の決定に用いられてきました。
小さくは個人において、いつどこの方面で何をすれば商売は上手くいくか?結婚時期や結婚する相手との相性は?など重要場面で用いられてきました。
また、個人の身体においても同様で、過去の法則から東洋医学の鍼灸治療の基本ともなっています。
五分野の分類を表にまとめたものが、下の五行色体表です。


