ミネラル 4 リン
リンは,筋肉・神経・内臓などすべての 組織に含まれています。体重の約1%です。
リンとは、カルシウムと一緒に骨を作り、骨や歯を硬くします。さらに筋肉にも含まれる重要なミネラルです。
リンが高くなると、甲状腺ホルモンがたくさん分泌されるようになり、骨粗鬆症のように骨がもろくなり、血管の石灰化(カルシウムとリンが血管内でくっつき、血管が硬くなる)によって動脈硬化疾患を引き起こしやすく危険です。
リンを多く含む食品は、たんぱく質を多く含む食品(魚介類、肉類、卵、乳製品、大豆製品)に含みます。リンの含有量が少ない食品から選ぶことが大切です。加工食品を控えることも重要です。
リンが少ない食品、特に良質なたんぱく質を含む動物性食品(魚介類、肉類、卵)、植物性食品(主に大豆製品)が良いです。

