内臓脂肪 27 睡眠時無呼吸症候群

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、一定の無呼吸や低呼吸状態を繰り返し、質の良い睡眠がとれないことで、昼間の眠気や倦怠感および集中力の低下などの症状を伴う病気です。

 肥満傾向の中年男性に多いです。身体全体に大きな負担をかけています。呼吸が止まっている間は血液中の酸素が足りなくなるので、特に心臓や血管に多くの負担がかかります。その影響で狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患や、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害を併発するリスクが高まります。突然死の原因となり得ることもあります。昼間の強い眠気で居眠り運転すれば交通事故を起こします。

 なりやすい人:①暴飲暴食が多く太り気味。喉や首のまわりなどに脂肪がついて、気道がふさがりやすくなるのが特徴です。
②普段から運動をせずに過ごしている。肥満になり筋肉量が減ると自律神経が乱れ睡眠トラブルとなる。

③普段から睡眠リズムがバラバラ。休みの日でも一定のリズムで睡眠を取らないと自律神経が乱れ睡眠トラブルとなる。

 なりやすい人の特徴を逆手にとり、暴飲暴食をせず運動し規則正しいリズムの生活をすれば防げるということです。

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