体脂肪 5 ①基礎代謝
基礎代謝とは1日中何もしなくても生きていく上において最小限必要な身体の消費エネルギーです。必ず心臓は動き肺で呼吸し体温維持などします、そのエネルギーです。

1.体表面積
体表面積が広いほうが基礎代謝量は高くなります。体表面積が広いと、放熱量が比例して多くなるためです。
2.年齢
年齢が若いほうが基礎代謝量は大きくなります。若者では、成長などによって体内の代謝が高まっているためです。
3.性別
女性よりも男性のほうが基礎代謝量は高くなります。女性に比べて男性のほうが、筋肉量などが多く代謝が活発なためです。
4.体格
同じ体重でも筋肉質の人の方が(脂肪の多い人に比べ)基礎代謝量は高くなります。また、運動習慣がある人の基礎代謝量は高いです。
5.体温
体温が高い人のほうが皮膚からの放熱量が大きいため、基礎代謝量が高くなります。体温が1度上がると代謝量は13%増加します。
6.ホルモン
甲状腺ホルモン・副腎髄質ホルモンの分泌量が多いと代謝が活発になるため、基礎代謝量も上がります。
7.季節
一般的に基礎代謝量は夏場に低くなり、冬場に高くなります(体温を上げようとするため代謝量が冬場は上がります)。
8.月経周期
月経が始まる2~3日前に基礎代謝量は最高に達し、月経中に最も低くなります。エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌量変化が原因です。