脂質 5 オメガ6

オメガ6脂肪酸は摂り過ぎると良くありません。現代においては意識しなくても口に入ってきます。

オメガ6とは、ω-6位(分子構造的に脂肪酸のメチル末端から6番目)に炭素-炭素二重結合があるものです。n-6と呼ばれることもあります。

オメガ6脂肪酸は、主にリノール酸とアラキドン酸です。

リノール酸はくるみなどのナッツ類や、肉や魚、植物性油脂などに多く含まれています。スーパーやコンビニなどで購入できるお惣菜・カップ麺などのインスタント食品・ポテトチップスなどのスナック菓子およびショートニングが入ったクッキーやパンなどに含まれています。

アラキドン酸は卵黄や豚のレバーなどに多く含まれています。

 ゆえに、ジャンクフードを控えたり、揚げ油によく使われるキャノーラ油やサラダ油をオメガ9のオリーブオイルに置き換えるとオメガ6の摂り過ぎを防ぐことができます。

 オメガ3とオメガ6は、必須脂肪酸(身体の中では作れない)ので食事から必要量は摂らなければなりません。しかし、必要以上に摂るのは良くありません(特にオメガ6の摂り過ぎは、心疾患・ガン・脳血管疾患の三大生活習慣病や高血圧症・うつ病などのリスクを高めます。ご注意ください。)。

目安量とは、ある一定の栄養状態を維持するのに十分な量とういう意味です。オメガ6

は必須脂肪酸なのである程度必要なのは分かりますが、病的データや肥満データおよび海外基準などなく、現状の摂取量どおりで良いだろうとされ、目安量は摂取量とされています。妊婦授乳婦もデータ数が少なく、目安量は同じ年代の女性の摂取量と同じとされています。出典:「日本人の食事摂取基準(2025年版)厚生労働省」

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