四柱推命 55 命式 暦
我々が日常的に使っているカレンダーは③太陽暦のグレゴリオ暦です。昔は、旧暦(①太陰暦や②太陰太陽暦)です。四柱推命でつかう萬年暦は④干支歴(かんしれき・えとごよみ)です。
①太陰暦は、月の満ち欠け約29.5日サイクルを用いました。大の月(30日)と小の月(29日)が交互に訪れます。1年はおよそ354日です。これは、地球が太陽の周りを1周する四季の365日と比べて約11日短くなります。大昔のカレンダーを持たない人々でも月の満ち欠けを見ればだいたい何日か分かり、また、海で働く漁師には満干潮との関係が分かりやすかったという利点がありました。欠点としては、季節とのズレが生じてくる。17年もすれば、同じ月でも夏と冬が逆転するということです。
②太陰太陽歴は、太陰暦の欠点である季節とのズレを解消するために約3年に1回閏月(うるうづき)を入れて1年を13ヶ月約384日としました。日本では明治5年12月2日まで使われていました。
③日本では世界のカレンダーに合せるため明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日として太陽暦のグレゴリオ暦にしました。
④干支歴は、四季の変化の基である太陽の動きを正確に捉えています。立春(グレゴリオ暦の2月初旬で昼夜の長さがまったく同じ日)を1年の始まりとし2月(寅の月)としました。なぜ1月(十二支の始まり子の月)から始まらないのかについては、陰陽論が優先され陰中の陰である真冬の冬至を子の月とし、同じく陰中の陰である最終12月としました。下の図のとおり、立春から太陽の廻りを回る角度で30℃刻みに正確な時刻の「節気」で月は変わります。太陽の廻りを回る公転軌道は楕円なので近い月は短く遠い月は長くなります。

四柱推命には多くの流派があります。流派によっては干合・三合・方合・支合・七冲・六害・三刑・自刑・といって天干や地支ある条件を満たせば「命式は変化する」とされています。変化して切り替えるとする流派・両立すると考える流派・変化しないが強まるとか弱まるとか何かはどおなるとか、ルール自体は簡単ですが覚えきれないほど沢山あります。無視する流派もあります。
私も一切無視しています。理由は、ルールを沢山作ればそれだけ占い精度が向上するというものでもなく、基本に忠実に進めるのが結局は良いと考えています。

