四柱推命 33 十二支の読み方
十二支(じゅうにし)は、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類からなっています。
読み方は、通常は訓読み(ひらがな)です。
たまに音読み(カタカナ)の場合もありますが覚えなくていいです。
覚えて欲しいのは、五行(木火土金水)と陰陽による分類です。
子(ね 、シ) 水・陽
丑(うし、チュウ)土・陰
寅(とら、イン) 木・陽
卯(う 、ボウ) 木・陰
辰(たつ、シン) 土・陽
巳(み 、シ) 火・陰
午(うま、ゴ) 火・陽
未(ひつじ、ビ) 土・陰
申(さる、シン) 金・陽
酉(とり、ユウ) 金・陰
戌(いぬ、ジュツ)土・陽
亥(い 、ガイ) 水・陰
十二支は十二進法であり、12ヶ月や24時間などに使われています。
それぞれの漢字は、12ヶ月の種まきから収穫までの農耕の姿を現わす象形文字から成っているといわれています。
明日から十二支のブログを書いていきます。
【余談】十二支の動物とその順番についての昔話では、神様が全国各地の動物たちに手紙を書きました「1月1日の朝、新年の挨拶に来なさい、1番目から12番目までに来たものを1年交代で動物の大将にしよう」。この手紙を受け取った動物たちは、自分が一番になろうと神様のもとに出発しました。
しかし、猫だけは、ネズミから「1月2日の朝に行けばよい」と聞き出発しませんでした。
初日の出が昇るころ、最初に現れたのは早くから出発したウシでした。しかし、ウシの背中に乗っていたネズミが先に飛び降り、1番目に到着しました。その後も続々と動物が到着し、ネズミからイノシシまで12種類の動物が決定したということです。
なお、1日遅れで到着した猫は当然十二支に入ることができませんでした。今でも猫がネズミを追いかけ回しているのは、そのためだそうです。
ほかにも、犬と猿が喧嘩をしていたところ、鶏が仲裁したため、猿、鶏、犬の順番になったなどの言い伝えがあります。

