四柱推命　２８　十干６

己（つちのと）の漢字は、3本の横の平行線を持ちその両端に糸を巻き中の横線を支点とする糸巻きの象形で、「紀」の原字です。糸すじを分ける器具のでもあり、分散を防ぐ統制作用の事も含まれています。
陰の土で平地・田畑を意味しています。ここから万物を育成する意味も含まれています。
親しみやすい・柔らかそう・物静か・地味・地道・家庭的なイメージです。
忍耐。努力型。控えめな性格で温和な雰囲気ですが、内面は頑固です。

情に厚く包容力があり、柔和で色気があります。

外交的というよりは、豊かな愛情は、家庭を守ることが得意です。
　人が常に行き来する場所の土、すなわち平地の土をあらわします。平地は人間が交流する場所です。田畑で作物を育て、村や町に発展し、さらに栄えて街や都市となります。そんな可能性を引き出す役割を持っている土なのです。街や田畑はそれだけでは意味がなく、人がその土地を有効活用し、人間関係を深めてこそ、価値が生じます。そのため、自分の殻に閉じこもることなく、親しみやすい態度でネットワークを広げ、円満な関係を築く性質を持っています。与えられた役割はきちんとこなし、社会に貢献します。見た目は物静かで地味でも、内面にはとても熱いモノを持っているでしょう。柔らかそうで、実はかなり頑固者です。内面はとても複雑なのです。
　節目正しく、秩序を作っていくことを好み、自分のポリシーに反したことは、どれだけ頼まれても首を縦に振りません。あせらず地道に進むのが己の人のポリシーです。
男女ともに物質運に恵まれ、生涯食べるのに困らないといわれています。

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