四柱推命 27 十干5

 戊(つちのえ)の漢字は、斧のような刃のついた矛の象形から成りたった文字です。また、茂(しげる)に通じ、植物の成長が絶頂期にあるという意味から陽気による分化繁栄を意味します。

 陽の土で、山岳の土や堤防の土で硬く渇いた土ですから、適当な湿り気があれば万物を繁茂させる源となります。

山・岩石を意味しています。
包容力・寛大・信頼・責任感・おおらか・地味なイメージです。
じっくりと物事に取り組んでいく大器晩成型。信念を持って行動するため、人からの意見で自分の意見を変えることはない。人から頼られる事も多い。
戊は、めったに人が立ち入らないような山岳地帯をあらわします。また、河川の氾濫を防ぐための乾燥した堤防の土や岩石のことでもあります。
「動かざるごと山のごとし」で、自分からは動かなくても、人が自然に寄ってくる魅力の持ち主。ゆったりと落ち着いた雰囲気を持ち、マイペースで動こうとします。大地のパワーが結集したのが山ですから、どんな人でも拒まない包容力があるのです。面倒見がよく、リーダーシップを発揮してグループをまとめていきます。
その反面、その場の状況に合わせて器用に立ち回ることができず、ささいな誤解から、人間関係がぎくしゃくすることも。自分が信じた人や物ごとに対して、疑いたくないという気持ちが強くなり、違う視点で考えることができなくなるのです。そして、我慢に我慢を重ね、臨界点を超えると、火山が噴火するように爆発しがち。ふだんのおおらかな態度とは一転して、こわい人になってしまいます。

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です