四柱推命 13 陰陽説の総論
陰陽説(いんようせつ)も約三千年前に中国で生まれた哲学的な考え方です。万物は「陰」と「陽」という対立する二つの原理によって成りたっているととする。例えば、太陽と月・光と影・男と女・火と水・白と黒などなど。
下の図は陰陽のシンボルで「太極図」です。黒色は陰を表し右側で下降する気、白色は陽を表し左側で上昇する気を示しています。陰の中にも陽があり、陰の中にも陽がある。陰と陽が循環している。混ざり合っている。分ける事ができないなどのイメージです。

これまで書いてきた五行説は、全体の中での個別な特性を把握するという考え方です。陰陽説とは生い立ちや成り立ちが違うと考えられています。
現在では併せて「陰陽五行説」とも言われ伝わっています。

