四柱推命 6 五行説の相侮

 四柱推命では、個人がその生まれた日時によって、五行説の「木火土金水」のいずれかに分類されます。

相侮(そうぶ)関係、その1

 昨日のブログで書いた相克関係の反対です。つまり、あなどられる・ 打ち負かされる・攻撃される・やっつけられる・滅ぼされる・バカにされる・見下される等の関係になります。

 土の人は木の人から侮られる。金の人は火の人から侮られる。水の人は土の人から侮られる。木の人は金の人から侮られる。火の人は水の人から侮られる。

 この関係法則は例えば、土の人は木の人から侮られるとは「土の人は弱い立場で木の人から攻撃されるような関係になりやすい」ということです。

同様に、金⇒火・水⇒土・木⇒金・火⇒水・土⇒木の関係性でグルグル廻ります。

相侮(そうぶ)関係、その2

以下のような考え方もあります。これも物を人に置き換えてイメージすることができます。
(1)木侮金
木が強すぎると、金の克制を受け付けず、逆に木が金を侮る。
(2)金虚木侮
金属製の鋸が弱く木を切ることができず、鋸が折れる。
(3)金侮火
金が強すぎると、火の克制を受け付けず、逆に金が火を侮る。
(4)火虚金侮
火が弱く金を熱することができないと、火が衰えて消える。
(5)火侮水
火が強すぎると、水の克制を受け付けず、逆に火が水を侮る。
(6)水虚火侮
水が少なく火を消すことができず、水が蒸発する。
(7)水侮土
水が強すぎると、土の克制を受け付けず、逆に水が土を侮る。
(8)土虚水侮
土が弱く(少なく)水を吸収することができず、土が水に押し流される。
(9)土侮木
土が強すぎると、木の克制を受け付けず、逆に土が木を侮る。
(10)木虚土侮
木が弱く土の養分を吸い取れず、木が枯れる。

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