ミネラル 1 総論

 地球上に存在し現在までに発見されている118種類の元素のうち酸素・炭素・水素・窒素を除いた、114種類をミネラルといいます。

 我々の身体を構成する元素をみる、酸素約65%、炭素約18%、水素約10%、窒素約3%であり、ミネラルは約4%です。我々の身体に必要なミネラルは16種類だけです。体内で合成できないため食事からの得る必要があります。ゆえに、必須ミネラルともいいます。

 体内に多く存在し1日あたりの目標摂取量が100mg以上の「多量ミネラル」と100mg以下の「微量ミネラル」に分けられます。

 多量ミネラルは、①歯や骨をつくる、②電解質として浸透圧を調整する、③神経や筋肉の機能を調整する働きがあります。具体的には、カルシウム・リン・カリウム・硫黄・塩素・ナトリウム・マグネシウムです。

 微量ミネラルは、①体内でさまざまな役割を担う有機化合物を構成する、②酵素やホルモンの作用に関与するなどの働きがあります。具体的には、 鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・モリブデン・コバルト・クロムです。

明日から順番に解説していきます。

また、厚生労働省が摂取基準を定めているのは13種類なのでこれも載せていきます。

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