ビタミン 24 ビタミンE

 ビタミンEは脂溶性ビタミンの1つで、化学的にはトコフェロールです。

 ビタミンEを多く含む食品には、ひまわり油や米ぬか油、大豆油やサフラワー(べにばな)油などの植物油、アーモンドやひまわりの種などの種実類、あんこうの肝やからすみ、たらこやキャビアなどの魚の卵や肝、マヨネーズや西洋かぼちゃ、小麦胚芽などです。

 ビタミンEは老化を防止します。細胞膜の不飽和脂肪酸は活性酸素により酸化されると過酸化脂質へと変化します。細胞は酸化すると老化が進んでしまいます。また、血中のLDLコレステロールの酸化を防ぐ働きにより、動脈硬化や心疾患、脳卒中などの生活習慣病を予防します。さらに、血液の循環をスムーズにする働きや、ホルモンバランスを整える働きもあります。

 ビタミンEはあらゆる組織の細胞膜に分布しているため欠乏症は起こりにくいです。逆に、サプリメントなど長期的に大量に摂取すると血が止まりにくくなります。脳卒中や骨粗鬆症になる恐れもあります。

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