ビタミン 1 総論
三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)を書き終えたので、これからビタミン・ミネラルの事を書いていきたいと思います。まずは、ビタミンからです。
ビタミンは微量ではあるものの、身体の機能を正常に保つため必要な有機化合物です。身体ではほとんど合成することができないため、食物から得る必要があります。
大きく分けると水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けることができます。
★水溶性ビタミンは血液などに溶け込んでいて、余分なものは尿として排出されます。このため体内の量が多くなり過ぎることはないです。ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、ビタミンCが水溶性ビタミンに当たります。
★脂溶性ビタミンは文字通り水に溶けない性質があります。主に脂肪組織や肝臓に貯蔵されます。食べすぎると過剰症を起こすことがあります。ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKです。受験勉強の時には語呂で覚えました。脂溶性ダケ(DAKE)または脂溶性デカ(DEKA)。脂溶性を覚えれば、他は水溶性と判断していました。
明日からはビタミンについて、アルファベット順に一つずつ書いていきます