内臓脂肪 26 脂肪肝
脂肪肝とは肝臓に中性脂肪が過剰(5%以上)に蓄積した状態です。しかし残念なことに、エコーやCTなどの画像診断では20%以上でなければ確認できません。自覚症状もありません。
健康診断の結果で異常(中性脂肪値・GPT(ALT)・γーGTP・メタボリックシンドローム)と言われたら、下の脂肪肝予防をしましょう。なお、成人の約3割の方が脂肪肝と診断をされています。
原因①アルコール性脂肪肝:長年の飲酒が原因です。1日60g以上のアルコールを飲む方は要注意です。60gの目安としてビール1,500ml、日本酒なら3合、ワインでは600mlです。
原因②:非アルコール性脂肪肝:主に炭水化物や糖のとりすぎです。その他、感染症や薬によるものがあります。
脂肪肝予防には、ダイエット・糖質を控える・アルコールを控える・運動をする。
脂肪肝の治療には、生活習慣の改善・食事療法・運動療法・薬物療法があります。
脂肪肝は、進行すると肝炎や肝硬変になる恐れがあります。また、肝硬変になれば肝がんのリスクも高くなります。