内臓脂肪 8 脂肪肝1
身体に蓄積される脂肪は、皮下脂肪→内臓脂肪→異所性脂肪の順です。異所性脂肪の中でも肝臓に蓄積される脂肪肝には注意が必要です。痩せることができなくなります。
肝臓は血液中のブドウ糖を取り込んで蓄える機能があります。脂肪肝になるとその機能がていかして痩せにくい身体になってしまいます。
その他の肝臓の働き(①代謝②解毒③血液貯蔵④胆汁製造)も悪くなります。①
①代謝とは、食物から得た栄養分をエネルギーに加工して全身に送り、余った分を肝臓に貯蔵して、いざという時には、それを分解してエネルギーに変えること。
②解毒とは、人体にとって有害な毒(アルコールや薬物およびアンモニアなど)を無毒化する働きです。分解しないとアレルギーや中毒症状などになります。
③血液貯蔵とは、肝臓に血液を蓄えておき、出血時には放出し補われます。
④胆汁とは、脂肪の消化吸収に重要な役割を果たす液で肝臓で作られます。弱アルカリ性の黄色い液です。1日に1ℓほど作られます。胆嚢で濃縮され十二指腸で分泌されます。