体脂肪 13 脂肪燃焼1

 燃焼とは、木材などの有機物(炭素(C)の化合物)を酸素(O2)を使って一気に酸化する化学反応です。このとき光と熱のエネルギーに発生して、二酸化炭素( CO2 )と水( H2O )が生まれます。化学的に酸化の中でも激しい反応を燃焼といいます。

 呼吸とは、この有機物の酸化を段階的に行い、エネルギーを取り出す過程です。

呼吸では酵素を利用し、光や熱を出さず緩やかに酸化が進み、効率的にエネルギーがATP(アデノシン三リン酸)に蓄えられます。

 呼吸は、外呼吸と内呼吸に分けられます。外呼吸とは、口から酸素を取り入れ、肺で酸素と二酸化炭素を交換し、口から二酸化炭素を吐き出すことです。内呼吸とは肺で血液に酸素が取り込まれ、細胞が酸素を取り込みATP(アデノシン三リン酸)を作り二酸化炭素を吐き出す。その二酸化炭素は血液を介して肺に排出される。狭義の内呼吸として細胞での働きをさす場合もあります。

 呼吸もゆるやかな燃焼です。ダイエットのための運動では、脂肪を燃焼させるといいます。また、燃える男などの表現もありますね。

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