脂質 18 メタボ検診
正式には、特定健診・特定保健指導という。2008年4月より始まり40歳〜74歳までの公的医療保険加入者全員を対象とした保健制度です。
特定健康診査の項目
1.既往歴の調査(服薬歴及び喫煙習慣の状況に係る調査を含む。)
2.自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3.身長、体重及び腹囲の検査
4.BMIの測定
5.血圧の測定
6.GOT、GPT、γ-GTPの検査(肝機能検査)
7.血清トリグリセライド(中性脂肪)、HDL(いわゆる善玉)コレステロール及びLDL(いわゆる悪玉)コレステロールの量の検査(血中脂質検査)
8.血糖検査
9.尿中の糖及び蛋白の有無の検査(尿検査)
メタボは病気ではありませんが、脳梗塞のうこうそくや心筋梗塞などの原因となる“動脈硬化”のリスクを高めることが分かっています。
原因は運動不足、偏った食生活、睡眠不足など生活リズムの乱れ、ストレス、喫煙といった好ましくない生活習慣が積み重なることによって生じます。特に偏った食事は大きく関わっています。適正カロリーをオーバーした食事、脂質・糖質・塩分の多い食事の取りすぎには注意しなければなりません。