糖質 13 AGE

 「老け顔の人は早死にする可能性が高い」という研究結果があります。老化は外見だけの問題と捉えられがちですが、最近の研究では外見の老化と体内の老化は密接に関係していると考えられています。老化に関する研究のなかでも、近年注目を集めているのが「AGE」と呼ばれる物質です。

 AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)すなわち「タンパク質と糖質が加熱されてできた物質」のことです。強い毒性を持ち、体外にはなかなか排出されません。

 AGEが顔に蓄積するとシミとなり、血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障の一因となります。糖尿病の合併症で一番恐ろしい糖尿病腎症もAGEが原因で発症します。

 同じ食品でもお料理によってAGEの含有量が変わります。加熱でできる物質ですから「生」が一番少なく、「茹でる」「蒸す」「焼く」「揚げる」の順で増えます。

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