睡眠障害 13 体温

 体温には深部体温(身体の中心部)と皮膚温度(身体の表面部)があります。睡眠時は体温が下がると言われているのは深部体温です。皮膚温度は逆です。

 眠くなると手が温かくなるのは、深部体温を下げるために手足など毛細血管から熱を放出するためです。この温度差が小さくなると眠気が強まります。

 ゆっくりお風呂に入って深部体温を十分に上げて、お風呂上がりからしばらくして下がってくるタイミングでベッドに入ると眠気のリズムに乗りやすくなり理想的です。ゆえに、ベッドに入る90分ぐらい前に湯船に浸かるのがいいです。

 寝る直前のお風呂は眠りを妨げます。寝る直前にしか入浴できないならシャワーだけがいいです。

・寝る30~60分前に足湯するのも、足先から熱放散され深部体温低下に寄与します。

・寝る1~2時間前に靴下を履き足を温めるのも同様によいです。寝る時には脱ぐ。

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