睡眠障害 9 寝起き

 寝起きの良い悪いはあります。子供のころに「明日は遠足だ」と思うと早く目がさめる。大人になっても「明日は5時に起きてゴルフに行く」と思うと、不思議とセットした目覚まし時計の5分前に目がさめる。起きた後も頭と身体はすいすい動き調子がいい。

 これの詳しいメカニズムは分かっていません。しかし、目覚めに欠かせないコルチゾールというホルモンの分泌が起床時刻の1時間前から少しずつふえていくという研究結果があります。睡眠中に起床時刻を強く意識していることで、体内時計がコルチゾールの分泌を促していると考えられる。

 起床時刻を強く意識していないとコルチゾールの分泌量の上昇はみられません。

 「眠れない眠ろう」と意識するよりも、「明日はお天気がいい朝5時に起きて畑の苗に水やりして○○まで散歩しよう美味しい珈琲も買ってきてある」と楽しいことを強く考えて眠りにつけば、すっきり目覚めで【熟睡感】が得られる。

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