お薬 17 効果

 お薬を飲んだ時と飲まない時の比較は難しいです。

 フラセボ効果とうい言葉があります。お薬が効くと信じて飲めば偽の薬でも効くという事です。

 効果確認データの数値もカラクリが潜んでいる場合があります。例えば骨粗しょう症薬「この薬を飲めば骨折が50%減る」と言われれば飲みたくなる。お薬飲んだグループ100人中1人骨折、お薬飲まないグループ100人中2人骨折。確かに2人から1人に減った。しかし、100人ずつのグループが全く同じ状態であったとは考えられない。同じ年齢・同じ性別・同じ生活習慣を経過・同じ身体検査結果・同じ骨密度からスタートして、同じ物を食べ・同じ運動をし・同じ睡眠をして・同じ階段を上り下りし・同じ運動行動をしていたのか???100人中1人・2人の違いが、お薬による効果なのか疑問です。

 骨粗しょう症薬を飲み始めて1年では効果が分からない、飲み続けましょうと言われる。数年たち骨密度が上がれば良いが、減れば加齢で減るのに比べお薬で緩やかになった。飲み続けましょうと言われる。本当の効果を正確に把握するのはとても困難です。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

お薬

前の記事

お薬 16 国民皆保険
お薬

次の記事

お薬 18 耐性